Noise Canceling Tumblr
Tumblr(http://www.tumblr.com/)をはじめて、3ヶ月くらいたった。
インターネットにある画像、文章を切り抜くものとかいう感覚ではじめた。
はじめたばかりのころの感覚。
どういう経路ではじめたのかおぼろげながら書き留めておきたい。
●
ネットはニュースサイトを流し読みするかんじで、
とくにコレといったこともなく、もっと面白いはずよなーとか感じていた。
他人のはてなアンテナを覗いたときに、
リンクをたどったら今まで見たことのないものが浮かび上がった。
それがTumblrとわかるには数日かかった。
そのときみたはてなアンテナの表情はこんな雰囲気だった。
(自分のアンテナで代用する。元のアンテナはリンク禁止だったから。)
僕はどうしても絵として対象を捉えないと気持ちが悪くなるたちなようで、
アンテナの画像表示で使ってる。
なかでも、Tumblrの見た目とタイトルの変な感じは凄く気になった。
●
そのときに見たTumblrがあまりに、不思議だったので、
えええええええもんみっけたああああああああああ!!!!!!!!
血管、血流、動機、はやまったわけです。
どうやったらできるんだろう。
どうやったらできるんだろう。
Tumblrって名前を知るのはそんなに時間はかからなかった。
(これははじめるときに思ったこと「GoogleにTumblrひっかかれよ」って。)
●
んで、はじめたわけです。
ポチ、ポチ、ポチ。
うお。なんかしらんけど、画像貼れたし。
ポチ、ポチ、ポチ。
うお。
デザインをいじれるんか。
うお。
●
という感覚で、まさにスクラップブックみたいな利用の仕方をはじめた。
FollowとかReblogとか全く知らなかった。
ひたすらいいなぁ、という気持ちを配置する作業。
ただそれだけのことなのだけど、なんとも言えない快感があって、
Tumblrの虜になってしまった。
なんかデザインとかアートとか、そういうのでGoogle検索ばっかり。
●
見た目がかっこいいとか洗練されたデザインとかに最初はひかれたんだけれど、
だんだんつまらなくなってきた。
なんというか完璧すぎる、かっこよすぎてださい。
なんか説明とか言葉とかでないのだけれど、Tumblrやってるひとのなかで、
同じような感覚でやってて、なんだけど、
洗練とかかっこよさとかじゃなくて、
「その人」が表面ににじみでてるTumblrに心を奪われた。
●
どうやって画像をあつめてるんだろう。
を考えた。
イメージは大きな(台所にある)ボールで、
たくさんの何かよくわからないけど、丸いものがぎっしり詰まってる。
そんで、そこを
じーっ
と見ている目線とか組んでいる腕だった。
ぐーっと伸ばして丸いものを取り出す行為。
●
途中から、そういうイメージの中でTumblrをやってる。
はじめたばかりのころとは、違う。
「選択」するという行為には、思っている以上にノイズがまじってて、
そのノイズをどれだけ排除するかってことかな、と最近は思ってる。
そんでもって、「選択」には予想以上に「制約」も大切かも。