音に付随するよしなしごと

muxtapeの#4.0の12曲が即死した。

ムックス側に問題発生したらしく。

悲しいので、直った後もタイトルだけ曲なしの状態で放置していた。

曲目をしっかり覚えていなくて、プレイリストも作ってなかった。

復活させたくてもできない。ああーあ。


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気分を一新して、#5.0を作った。

音楽のリストってさ。リストって曲の。

それって、そのときの気分、空気とか、もちろん季節とか。

もろもろの環境との関係性がすごくあらわれてる。

どちらかというと歌詞よりもまだ音が好きみたい。

リズムとか。旋律とか。

後頭部にジリジリくるかんじのあれが。

クル、クル!


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1. Medeski Martin & Wood - Old Paint

2. タテタカコ - 宝石

3. M.I.A. - Sunshowers

4. 中谷美紀 - フロンティア[Album Version]

5. Sakerock - エイト・メロディーズ

6. Foo Fighters - Aurora

7. Tape - Moth Wing

8. サニーデイ・サービス - 魔法 (Carnival Mix)

9. Leslie Hall - Zombie Killer (Featuring Elvira)

10. 奥田民生 - 30才

11. Feist - Intuition

12. スピッツ - 楓


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曲順とかをメモしとく。

トータル時間は56分くらいで、長めかなと。

なんだか、どんどん短い曲に関心が向かっていたのですけど。

あれは何か、1曲3分くらいで耐えられないという感じは。

そういう短い嗜好になってたんだけれど。

今回は4分から5分くらいある。

サニーデイ・サービスの「魔法」に関しては8分もある。

なげえぞ、と。

いつか見たPVはなんだか好きだった。


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1曲目の"Old Paint"のピアノの旋律から入る感じが、

#4.0を失った悲しみを和らげるような気がして、すごく好きだ。

Medeski Martin & Wood というアーティストは最近知ったのだけど、

Let's Go Everywhereのジャケがステキでして、

中身も幼児の声やらおっさんの声やらが混ざってて音に包まれる。

Let's Go Everywhere (Dig)

Let's Go Everywhere (Dig)



スピッツの「楓」を思い出したのが#5.0を作ろうと思ったきっかけ。

それは最後の12曲目に取っといた。

数年おきで定期的にスピッツを無性に聴きたくなる。

不思議とアルバムのほとんどは手元にある。

「楓」はまぎれもなく美しい曲。で。

フェイクファー

フェイクファー


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もう、何年か前に、東京で知り合った女の子が友達と遊びに来た。

彼女はくるりの熱狂的なファンでライブがあるという。

そのときはくるりにいた太った外人のドラマーに、道端で会ったと興奮気味に話してた。

それと、「誰も知らない」監督トークイベントがあるとかっていうので、

ついていった。そのとき、映画をすでに観ていたか、観ていなかったか、は覚えてない。

ただ、監督が次は時代劇ものを撮りたいとしゃべってたのが、妙に印象に残ってる。

映画の最後の方のシーンで、「宝石」が流れ出した瞬間を鮮明に体が覚えてる。

全身総毛立つというか、下半身から上半身に昇っていくような、

快感、

だった。即座にタテタカコ買った。

「宝石」を聴いているとき、あるひとは、

学校の音楽の時間みたいだ、とかいう感想を言ってきたのも、

書きながら思い出した。タテタカコは音楽の先生だったように思う。

誰も知らない [DVD]

誰も知らない [DVD]


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Arular

Arular

M.I.A.の"Sunshowers"は入りで刻むリズムの後にやって来る、

彼女の何ともいえない気持ちのいい声が何よりです。


そうか、気分として。

1曲1曲すべてに何かが付随してて。

思い出が絡み付いている曲もあり。

そうでなくて純粋に音とか声とかリズムなりが好きな曲もある。

Leslie HallとかFoo FightersとかSakerockとかTapeとかFeistとか。

最近知ったり、結構前からの付き合いだったり、新旧いろいろで。

てか、YoutubeのこれってLeslie Hall本人じゃないすか?

Sakerockホムペがとてもかっちょいいので好き。

Leslie HallとかFoo FightersとかSakerockとかTapeとかFeistとか。

の順番で。

動いている演奏者と耳を開い聴くひととの。


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私生活

私生活

ケイゾク」をはじめてみたとき。

あの時期の中谷美紀

ブリリアント、ぶりりあんと、ぶりりあーんと!

髪の臭い美人いないかな、とか。思ってた。

「髪臭えよ!」って言いたかった。あほや。

そこから中谷美紀の歌も流れてますやん。

自然、CD買ったりしますやん。ええですねん。


奥田民生ユニコーンのときからの。良いですね、やはり。

腰を落として、しっかりした。

ながーくのばす歌い方も伴いながら。


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耳から聴こえてくる音に付随して広がる記憶とか。

しっかりと、根を張ってまして。

それって、多くの人の感じていることだとか。

不思議でたまらんような。当たり前のやうな。