Bohe-Bohe

雲のタネ

雲には凝結核というリンゴのタネみたいなものがある。 そこに水という果肉がくっついて、氷になって膨らんで雲になる。 もくもく。 海の上には塩が、 砂漠の上には土が、 凝結核になって雲ができているという。 ● 小さい粒なら、何でも雲のタネになりそうだ…

ここに置かれたわたし

ひさしぶりに肌寒いと感じる一日だった。 テレビで誰かが死んだと報道していた。 誰かが産まれる時よりも、死んだときの訃報は多い。 重なった事実の、その内側にある産まれた「あなた」 に、ついて報道はなにも教えてくれない。 いや、誰にも「あなた」なん…

固定化

朝起きるとあたまが動いているようで眠っている。 起き上った体だけが動いているような感覚。 いや、感覚というのは何か違う。 ● 食べたい時に食べていた以前とはちがって、 ごはんをよそってくれ、味噌汁も置いてある。 口を動かしているようで、そうでない…

ぷかり

放置していたわけではなくて、 とくにこれとって書こうという衝動、 それがあんましなかった。 ● その日見たこと、 その日感じたこと、 そのまま書きましょう。できねー。 ● 義務化するとつまらなくなる。 かといって、弛緩させるとずるずるに、 パンツのゴ…

音に

聞こえてくる音に耳を澄ます。 普段から多くの音を聴いている。 環境音という、見えないようで見える音。 足音を、ペダルをこぎ出す音を、聴いているようで、どこかに消える音。 ● 音の持つ感情。そう、感情によって音が鳴り響くとき、音楽になる。 何であれ…

Google Trendsの可能性:Natureの研究から個人的な好奇心の充足まで

2/19に出たばかりの『Nature』にある研究成果が報告された。 「検索エンジンクエリデータによるインフルエンザ流行の検知」 (Detecting influenza epidemics using search engine query data) Ginsberg, J. et al. Nature 457, 2009, 1012-1014 題目の検索…

どこかでだれもがいちどは

絶海の孤島という、どこかでだれもがいちどは聞いた哀しいという、どこかでだれもがいちどは感じた大空を飛ぶ鳥たち眼球でつかまえた ● そんな、どこでもなくだれでもなくいちどもないなんて、 ● タイポグラフィーという、どこかでだれもがいちどは知った深…

フィギュアを買った

この1,2週間のあいだにいわゆる「フィギュア」を立て続けに購入した。斜めに構えて、キモいと突き放す潔さもないし、積極的に萌える気力もない。のくせ、額装した「フィギュア」から、ケースから取り出したフィギュアになってしまった。今、目の前にあるフィ…

写真のふたり

この写真(自分のTumblrにもポスト)。あまりに気に入ったので、こっちでも残しておこうと。本当に好きでたまらない。撮影したひとは誰なんだろう?リンクが死んでしまってる。Tumblrはじめてから、写真を沢山見るようになった。中でもこれは殿堂入りの写真…

ときどきマンガ夜話

エレクトリックな気分のときに、ペダルを速くコグ。加速気味な感傷に気づく自分かっこいい的刹那。 ● 箱の中にこもっている。目の前にあるのはパソコンのディスプレイだな、これは。とても規模の小さな箱のなかで、四角い囲みのなかを覗いている。どういうこ…

死なないで

生きていく中で、死なないでと言われた。「死なないで」と、言われた。聞いたときはそこまで意識しなかった。聞いた後、何日か経ってから、何週間か経ってから、「「死なないで」と言われたのだ」と感じていることに気づいた。 ● 私は生き急いでいるつもりは…

個人的な営みであるという共通認識

私は、人生の計画を立てたことがありません。可能なかぎり、完全に無計画な生き方をしてきました。あの薬は、心臓の血液循環と、腸を通る血液循環を研究していた時に浮かんだアイディアから生まれたものです。私は、いつも何かの後を追いかけているだけです…

一人分のわたし

痛感している。ひととひとがいるということ。わたしとあなただ、ということ。わたしの眼、あなたの眼。わたしの口、あなたの口。 ● けれど、実感できないでいる。いまだに。わたしとあなたは違うということ。あなたとわたしは違うということ。 ● 「違い」と…

PainT. PainT. PPPPPPPPPPP.

音に付随するよしなしごと

muxtapeの#4.0の12曲が即死した。ムックス側に問題発生したらしく。悲しいので、直った後もタイトルだけ曲なしの状態で放置していた。曲目をしっかり覚えていなくて、プレイリストも作ってなかった。復活させたくてもできない。ああーあ。 ● 気分を一新して…

ビニール袋の

標準的に、支払いを済ませてから、商品をビニール袋につめる。重いものから順番に入れていく。買いすぎない量で。持ったときの適度な重みになれば適量というところ。 ● そんないらないと。見つけ出したけれども、そんないらないと。魅せられるのは、一種の魔…

したいする

インターネットはおもしろいものだ、といつからかだれかが。いつでも、だれもが。どうして面白いんだろう。調べ物がメインじゃないのかね。程度の認識が。 ● 調べ物したりとか、世間がいってる面白い(らしい)とこをのぞくとかして。んなの、おもろくもなん…

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ちぎれた間

5Fくらいのマンションを半分にちぎる。そこに通路ができてて、螺旋階段が真ん中にあって。白っぽい緑の蛍光灯がぼんやりと照らしている。空手かなにかの道場や、地域の塾がガラス張りのスペースを使っております。 ● 線路を越えて、ちぎれた間をテクテクと歩…

ベンチ

ここに殺人者として少年が座った。何の変哲もない公園のベンチで。ここに痴呆として老人も座った。ベンチ。土足で駆け上がった幼年期の足跡と。闇のそばで、少年が殺人の手と殺人の感情と、殺人の足首で歩いてきたのだと。 ● 公園の内側で、上空を見上げる。…

砂、粒。

緑と白を砂でごし、とこすった感じのあせた色の網。ブランコ、静止と、おもちゃ放置、砂場。小さい公園の2.00mの高さに点いている外灯が、孤立したように漆黒のなかに佇んでる。 ● 異様に響く足で地面を踏みしめる音。自分を円陣のように取り囲む自分自身の…

渡る渡る

欲しかったものは清潔な空気と朝だった。そんな状態がずっと続けば、それだけでいいじゃないか。 ● 90度のそぶりをして、角ばって動いたことで、なんだかどうでもよくなった。同時に道にも眼が向かない。気を散らすための景色も特にない。 ● 見るともなく。…

田圃とかえる

ブロックを跳び終えると、小さな路線とマンションの背中と民家とで、正方形に囲まれた田圃が広がる。季節によらず、かえるがげこげこげげげと年中ないているような気がしている。実際はないているときもあれば、ないていないときも。ある。 ● ようやく坂を降…

マンションの輪郭線

夜をまたぐと朝だった。またいだ夜は闇だった。闇はまとわりついてくる。寄り添うようにして、闇がある。 ● 光は差し込む。あちらから、ずけずけと差し込む。あるのではなくて、肉体を刺す。充足する血流を刺激する。 ● ■■■ ■ ■■■ ■ ■■■ ■ ■■■ ■ ■■■ ■ ■■■ ■…

JIS企画

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山と台布巾

ここ二日雨が降るなかで生活している。 山並、山際、というのか、空と山との境界線が(稜線)霧がかってて、オボロナ様子。 ジメジメシタ空気に霞んでいく気配なところでありながら、意外とくっきりと稜線は意識することが出来た。 緑色が100種類くらいゆら…

移動、移動、移動

空間と空間を移動しているときに、脳味噌が何か機能して、もしくは運動を開始して、いつもとは違う動き方なぞしているようだ。あの車や電車や、といった、移動物体の内部から外側を眺め見るときの、窓越しの、少し曇った、ぼやけている窓を通過して、視線が…

わけがわからない

わけがわからないぼへぼへくん Flickrの猫ボックス イギリスの5人組バンドだそうですKyteがいい気分です http://www.myspace.com/kyteband

林静一さん大特集を感激してタッタカターと買ってしまった

イエローぼへぼへ サイケぼへぼへ 林静一さんという漫画家というか画家がとてもいいと思います 林静一という漫画家さんの描く絵がとても好きで、古本屋ではアンテナ張って探している。小梅ちゃんが有名なんだろうけれど、小梅ちゃんはそんなに好きじゃなくて…

ぼへぼへくん

ペイントでぼへぼへくん ぼへぼへくん。ペイントしか使えない。ペイントが好き。ヤヤコシーのは嫌いなので、適当に。 なんだかぼへぼへくん ぼへぼへくん。ちょっぴりせつなげ。 Flickrの「枠」がいいと感じている 枠が粋。すごくイイわー。こういうの探すー…