ぷかり
放置していたわけではなくて、
とくにこれとって書こうという衝動、
それがあんましなかった。
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その日見たこと、
その日感じたこと、
そのまま書きましょう。
できねー。
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義務化するとつまらなくなる。
かといって、弛緩させるとずるずるに、
パンツのゴムひも。
間をとるのは定義が曖昧になりがちで、
バランスをとれているようで、
とれてないってことが多いような。
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移ろう時間の波にぷかりと浮かんで、
身をまかせるには臆病すぎるし、
かといって、
目的地とコンパスを以てオールを漕ぐ、
それほどの自力あるか?という。
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ここでたまに書く。
なんかを備忘するためにまとめる。
とか、してる。
それって、自分にとって有益だから、だったり、
どうしようもないモヤモヤしたものを、
あ、と思った感情を、
そう、
言葉にするまでもないことを、
言葉にせずにしてしまえる、
そういう時期にさしかかっているような気がする。
だから、書く必要性がなくなってくる。
独白する必要もなくなってくる。
とても健康だ。
それでも、人通りの少ない脇道が今も大好きだ。
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「いい言葉」
「偉大な先人」
「有益な知識」
必要なとき、欲しいとき、そう、
とても弱っている、
とても困っている、
手当が必要なときに、
そっ、
と貼ってあげられる事、
そっ、
と貼ってあげられる人、
に。
弱いから、強い。
強いから、弱い。
両立している、そして、周期がある。
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「役に立つ」のは役に立ってから。
「役に立たない」のも役に立たなくなってから。
はじまる、それぞれの意味が生まれる。
その取捨選択を急いでる。
あらかじめ約束された「役に立つ」に向かう。
誰かが持ってきてくれたものに大口開けて待っている。
「うまい」のが当たり前で、
「まずい」と真っ赤になって文句をいう。
成熟した赤ん坊たちへ。
自分の足で歩きましょう。
自分の手でもぎ取りましょう。
自分の口に入れるものを、自分の体で賄いましょう。
できてねー。
向き合ってない。
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何が言いたいのかわからない。
わからなくなってきた。
野暮なもんです。